【マルチ】(UECペアマルチ優勝)ボルケニオンスイッチ
こんにちは。サークルの5月イベントで優勝したので記事を書きます。今年に入ってイベント優勝が1月春合宿4月5月。ポケモンが上手い錯覚に陥りそうで怖い。レーティングは最近1500に到達できません。シャドバは最強。
大会のルールは新入生+2年以上のランダムペアでのマルチバトル。種族値600以下の幻が1人1枠まで可能という特殊ルール有。当日までペアが分からない+試合前の相談時間が10分程度という条件での準備になりました。
大会結果的には予選をoo-oの3勝1分で抜けて、決勝3-0で勝ち。ペアの新入生が強すぎた。プレイングが冴え、ターニングポイントになるターンでしっかり踏み込んだプレイができ早い段階で試合を拾えたので良かった。
パーティは以下。
制限枠の仮想敵をマギアナ、ボルケニオン、ミュウ、デオキシス、ダークライに絞り、それらに加えメガボーマンダ軸に対して強くした。マギアナに対して強いほのおタイプとマギアナ自身を纏めて処理でき、ボーマンダ、メタグロス両者に有利がつくのでこのルールはめざ氷ボルケニオンが間違いなく強い。相方が分からない以上、天候、トリックルーム、スタンダードのいずれの攻めもでき、フィールド奪取のしやすいメンバーを選択している。
ペアのパーティは以下。
ハガネールはでんきとフェアリーの一貫を切る為の準見せポケ。フーパを絡めてスイッチトリパの形。テッカグヤが範囲アタッカーなのでランドロスにより強い構成。
予想していた通りのメタ環境でボーマンダ軸に対してはほぼ完封で有利な試合が多かった。フィールド管理がカプ3枠でしやすく、耐性が多いポケモンのみでパーティ編成ができていることから交代の選択を多用しつつ相手の隙を作る立ち回りができた。
具体的なパーティの紹介はここまで。以下は今大会のようなペアとの事前の打ち合わせが困難な状況におけるマルチバトルの編成について、考えたことを書きます。優先して考える事項は2つあります。
1つは「特定の1ギミックに寄せたパーティにしない」こと。天候パーティやトリックルーム、バトンタッチなどのギミックを軸としたパーティは始動要員でまず枠を取ります。マルチバトルはパーティ6匹に対して選出は3匹であり、枠の競合がダブルバトルよりも厳しいルールです。ましてや横の3枠がどうなるのかは当日までわからない。この状況下でサポートやギミックに特化したポケモンをパーティに組み込むことは高いリスクがあります。
もう1つは「交代の選択が取りやすく、全滅しづらい構成にする」こと。マルチバトルでは合計選出は6vs6になりますが、自身で交代先として選ぶことができるのは常に2匹以下。ダブルバトルに比べ交代が難しく、また片側が全滅した場合に、そのパートナーのポケモンが横に出ることが無い為、1人を集中砲火して1vs2の状況を早く作るプレイが非常に強力になります。つまり、相性上の補完が3匹ないし2匹で取れるような耐性の優れたポケモンをチョイスする必要があり、交代の選択を的確に取って全滅しない立ち回りをすることが大事です。
上記のパーティはどちらもトリックルーム軸とそうでないポケモンの2パターンを用意したスイッチトリルの構成を取っている為、相方の編成に大きな影響を受けることなく一定の活躍が見込めます。また、全滅を避けやすい高耐久で体制の優れたポケモンを多く採用しているので、交代の隙を突かれにくく粘り強く戦うことができます。
ルールによって考えることが大きく違うので面白いと思いました。優勝賞品を使ってボルケニオンのスチームバーストのPPを上げてあげようと思います。一回PP切れて危なかった。全然関係ないけど全国ダブルでPCLに出ます。ポケサー交流会にはシャドバ代表として出ると思います。得意ルールはshadowverseで苦手ルールはポケモンです。
おわり